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メイリオデザイン
第一回新フォント環境第二回広がる使用スタイル第三回弱点と欠点第五回欧文フォント

メイリオのフォントデザインを考える

メイリオは特徴的なデザインのフォントです。

そして、そのデザインは結構、冒険的で
しばらく様子を見ないと善し悪しの結論が出ません。

コンセプト:デザインとバランスの良さからスクリーン上で(印刷でも)「明瞭」で読みやすい。

特徴
・全体として横に平たい。(変形がかけられている気がする)
・線の強弱が極めて少なく、線は垂直水平を基本とする。
・正方形のマスにできるだけ大きく描く(特に横幅はフォント史上最大幅)
・ふところが大きく、曲線はシンプルでなめらか。
・記号類は小さい。(濁点等も)
・文字のセンターが高い位置にある
・和文・欧文の組み合わせが綺麗


フォントの比較
MSゴシックと比べると、よくわかると思います。
使い始めは一回り大きくて、文字が細くて、
横に平たく感じると思います。
そして視認性は高く、標識っぽいデザインです。
MSゴシックはバランスが悪すぎたので、スッキリとしたデザインに見えると思います。

新ゴ(ゴナ)とは「横書きのスッキリとした文字を作る」というコンセプトが似ているため、かなり近い形です。
それに比べてMac OS Xのヒラギノは、縦書き、文章の印刷まで含めたオールマイティ路線だなぁと実感します。

私的な感想ではメイリオは、システムのフォントとしては
なかなかユニークな大傑作フォントではないでしょうか。

 
 

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